歴史的に視れば、圧倒的に
パレスチナの正当性と同情があるだろう。
しかし、今回の
ハマスの民間人殺害や人質作戦は、マイナスの効果をもたらすだろう。
時代は
3.11テロや「
イスラム国」や自爆などなど、その残虐性の時代を経たなかで、勃興しつつある「
世界市民」の感性にはなじめない。
残念ながら、
イスラエルの残虐性は冷戦構造のなかで
自由主義陣営の市民には一種の「黙認」があった。
ウクライナ戦争が、ハイブリット戦争の時代に初期情報戦に勝利し、圧倒的な支持を得たのは、今や情緒へ訴えかけることの戦略は不可欠となった証左であろう。
グローバル資本主義は、世界的貧困を生みだしたが、片やそれゆえの共通課題が、また地球規模の環境問題が、「
世界市民」を勃興させ、同時的連帯をみせている。
そこには、同時にドイツのAfDはじめ極右も伸張した。これは今詳詳細はしないが、同時に
アメリカの若い世代でも多くの
社会主義者を名乗る人達が増えている。
そう願う。
日本は中東に攻め入ったこともない国だから特に重信和平交渉は有効だろう。
老骨にムチ打って一肌脱いでもらいたい。