■ジャーナリスト岩上安身vs森ゆうこ議員の対談−−菅・岡田らの粛清に小沢派はどう対応するのか?

[■バルカン政治家菅総理と密通する朝日新聞の破廉恥]は次頁へ移設しております。
  http://d.hatena.ne.jp/haigujin/20110125


菅総理らの小沢切りは、個別の権力闘争を超えて、日本の権力実体がどこにあるのかを明白にし、また日本の民主主義を掲げる「市民主義」なるものの実態を暴露していることで、歴史的な「政変」である。

かつて吉本隆明が、鶴見俊輔らの「市民主義」、「ベトナムに平和を!市民連合
に苦言を呈し、その危うさを批判したが、現実の政治権力闘争の坩堝に入ったとき、吉本の危惧は40年の後に見事に言い当ててしまった。

左翼も市民主義も有効でなくなった、ということに脱力感だけが覆う昨今であるが、それでも日本を愛すれば四の五のいってはいられないと、何か内から駆り立てるものがまだ残っている。

菅・岡田執行部の粛清に、小沢派はどう考えて対応していくのか?


この問題をめぐる岡田執行部の無責任でモラルを欠いた粛清攻撃について、
ジャーナリストの岩上安身氏と森ゆうこ議員が対談している。

一昨日、「フロッピー前田」の取調調書は証拠から取り下げる検察決定がなされた。
これで大久保被告は殆ど有罪が難しくなった。

石川被告は、二回目の取調に前回調書強要があったことを理由に調書記述の撤回要求をするのだが、その要求を無視して再び検事の脅迫と誘導があったことをつぶさにICコーダーに録音した。
地裁はこれを証拠採用した。
これで石川被告も、証言だけの起訴であったため、有罪は難しくなった。

すると、これだけ騒いだ小沢虚偽記載事件は虚構であったことがはっきりしてくる。にもかかわらず、検察審査会では、そのまま起訴状が有効であり、起訴相当で裁判というこの奇妙さ。

しかし、小沢を旧権力層が排除の目的でおこなっているから、どこかでまたデッチアゲと偽証人を作り上げることはありうる。
まだまだ注視が必要だ。

【対 談】

森ゆうこ議員、岡田執行部の恣意的党運営を語る」(このタイトルは管理人が独断でつけております)