イスラエルのパレスチナへのジェノサイドを止めろ❣❣

イスラエルは解体して、アメリカとイギリスに国民を移民として回収するしかないのではないか。
前回ハマスの人質作戦は、今の「世界市民」の感性に馴染まないと述べたが、報復のイスラエルは更に唾棄すべき右派政権の蛮行だ。
ロシア同様、国連決議を無視して、ヨルダン川西側を占領し植民しているわけで、武力で現状変更は認めないなどという岸田はいち早く、それに言及しながら停戦を呼び掛けるべきだろう。
イスラエルの報復は、パレスチナの1000倍も10000倍も苛烈である。
 昨日は、ガザの国連職員7名が死亡し、唯一の発電所がやられて、電気のみならず水のくみ上げポンプが使えず病院も機能不全で患者の大量死が始まっている。
これは、何度目かのジェノサイドである。
圧倒的な軍事力を持った国は、自制しなければならない。
世界市民は、しばらくパレスチナ問題に気を緩めていたことを反省しよう。
ヨーロッパ近代の勃興は、帝国が存在しなかったために、結果的に諸国家の戦争と殺戮の連鎖のなか、ブルジョワジーはそうした対立を超えて、自由に商いを求めて、契約の自由、移動の自由をまず求めた。
そして諸国家の守るべき規約を王権に要求したところが端緒となった。
ローマ、アラビア、モンゴル、オスマントルコ、など帝国を築いた条件は共通していて、配下においた諸国家諸民族の慣習や文化の自立性を認めてソフトな支配をし、必ずしも同一性を強要しなかったためである。
中世ヨーロッパは、一神教のせいか小国に分裂して相許さない戦争状態が続いた。
そうした歴史から学べるのは、強国は自制が世界平和の条件であることを国民の民度としなければならない。
やられたら1000倍返しだ、などとジェノサイドを繰り返していてはいけない。
まして、イスラエルナチスにジェノサイドにあい、その残忍性を体験しているではないか。そのイスラエルが指導的国民になれないのは世界的不幸であろう。
あの狭いガザ地区に、雨霰とミサイルを撃ち込めば200万人のパレスチナ人は婦女子も一瞬で骨肉片が飛び散り、地獄となろう。
わたしたちは、アメリカがイラクで、ロシアがウクライナで、イスラエルパレスチナで、犯した国際法違反と国連決議違反という同じ理由で、糾弾し続けなけれならない。
 
【参考】
知人の批評家太田昌国氏の
が、期せずして同じ論旨を、より詳細に論述しているので紹介しておきます。