菅直人は、同世代のせいもあり、感性的に発言や志向が理解できてしまう。
そういう意味では、久々に新しい総理大臣を歓迎している。
なお今朝アップした菅と小沢の関係について、マスメディアの党内分断誘導報道について批判記事を書いたが、今たまたまジャーナリストの松田光世氏(菅直人氏の元秘書)のツイッターに出会って読んでいると、わたしの分析と推測の正しさが、事実関係において証明されている。
松田光世氏によれば、菅直人と小沢一郎は頻繁に電話連絡を取り合っており、密接なタッグをくんでいると証言している。
とにかく菅は電話魔らしい。
また、小沢とのやり取りの折、これに鳩山さんが入ると話の内容がすぐ洩れるんだよねーと苦笑いしていたこともあったとのことだ。
こうして政局を日々おってくと、鳩山総理の軽さは間違いないものと確信してしまうのを禁じえない。
鳩山総理は、引退して茫洋と「いいひと」で生きていかれるのが似合っている。
カネさえ持っていて、面倒みがよければまだまだ影響力は残るだろう。
政治の世界とは、何が何でも軍資金の世界なのだ。
鳩山総理の言うようなクリーンな政党などどこにありえようか。
苦労してきた小沢は痛いほどそれが解っている。
菅もわかっている。
親の遺産でほとんど苦労知らずの鳩山だけだ。そういう空虚な政治が可能だとおもっていられるのは。
だから利権配分の無慈悲な付け替えなんか理解不能だったろう。
所詮政治に向かない。
どことなく前原が似ている。