プレゼントキャスト(電通)の著作権侵害と言論圧殺の謀略--小沢一郎インタビュー動画を勝手に削除

日本の司法がおかしいと思ったら、メディアの元締めともいえる電通グループ企業の株式会社プレゼントキャストが信じがたい著作権法違反をおこなっていたというのだ。コンテンツとその表現の自由を最も大事にして、諸権利を遵守することが求められる企業が、こともあろうに著作権者の同意もなしに勝手にYou-Tubeにアップしていた「小沢一郎インタビュー」を消去させていたのだ。この事件の看過できないところは、コンテンツが小沢一郎モノで極めて政治的意図をもった謀略の臭いがすることである。
すでに周知の事実だが、小沢一郎を潰すための組織「三宝会」は中核がマスメディア、当時の自民党竹下派、官僚であるが、露骨に電通がからんでいたことはなかったはずだ。それがなぜ電通までが謀略に加担しているのか直接の契機はわからない。いずれにしても自民党などの政党の選挙運動、官公庁のプロモーション活動を幅広く請け負っている過程で、どこかで人脈がつながり、小沢潰しの先兵として利用されたことが予想できる。
あるいは、小沢潰しの急先鋒である朝日新聞との共同謀議である可能性も考えられる。電通と各新聞社とは持ちつ持たれつ新聞広告とTVCMのほとんどが電通から発注され、電通なしでは経営は成り立たない。この官-電通-マスコミのトライアングルは強固な情報操作と世論誘導をミッションとして利権を形作っている。従って、この事件は単なる法的な権利侵害を越えて、極めて政治的な謀略の色彩をおびている。
また、われわれ市民にとって、言論の自由の基本的問題として重大な関心を持たざるをえない。
著作権者は、ことの顛末とプレゼントキャストへの質問状を以下の様に語っている。

著作権者は市民組織「ネットメデイアと主権在民を考える会」。世話人代表は山崎康彦氏。

市民組織「ネットメデイアと主権在民を考える会」は10月2日午後4時15分から小沢一郎民主党代表をゲストに招いて「小沢一郎VSフツ―の市民・第二回座談会」を

開催しました。

座談会の模様はユーストでネット中継され、中継と録画合わせて約8万のアクセスを獲得して大きな反響を巻き起こしました。

「ネットメデイアと主権在民を考える会」が番組の著作権を持っているにもかかわらず、会とは全く関係ない「株式会社プレゼントキャスト」があたかも「著作権」を持っているか

のようにYoutubeに「著作権侵害」を訴えて映像を削除させる事件が起こりました。

私たち「ネットメデイアと主権在民を考える会」は「株式会社プレゼントキャスト」による「情報拡散」を妨害する行為を許すことが出来ません。

私はこの事件の第一報を昨日(10月10日)【著作権を持たない「株式会社プレゼントキャスト」がYoutube投稿映像を勝手に削除させた!】というタイトルの

記事をブログに書き【YYNews】で配信させていただきました。

現在まで多くの方が情報拡散をしていておりご協力に厚く御礼申し上げます。

記事のURLは以下ですのでさらなる情報拡散をお願いいたします。

http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/20357248fc16b5972aa0db7cb6133db3

著作権を持たない「株式会社プレゼントキャスト」がYoutube投稿映像を勝手に削除させた!

▼ 「株式会社プレゼントキャスト」とは一体どんな会社なのか?

友人たちが調べてくれた追加情報をくれましたので以下に記します。

(1)代表取締役社長須賀久彌氏、最高執行責任者(COO)森田昌泰氏はともに電通からの出向者。

(コメント:電通筆頭株主であり社長と最高執行責任者電通出向者ですので電通主導の会社でしょう)

(2)決算内容

   2006年設立資本金14億円

   初年度(2007年)売り上げ   無し  損益 3億5600万の赤字

   次年度(2998年)売り上げ 2億2千万  損益 7億2650万の赤字

   3年目(2009年)売り上げ 5億3千万  損益 2千万の黒字

   4年目(2010年)売り上げ 4億2千7百万 損益 8千万の赤字

(コメント:TV局5社のコンテンツを有料でネット配信する「テレビドガッチ」を運営していますが、

      コンテンツが民放番組のリサイクル品では商品価値はない。売り上げ低迷で赤字体質)

(3)与信格付け:A〜Fの6ランク中5番目のEランク、取引注意企業との位置付け。

 (コメント:実態は株主から仕事と資金を貰って食いつないでいるダミー会社と見て良いでしょう)

▼ 「株式会社プレゼントキャスト」会社概要(HPより転載)

http://www.presentcast.co.jp/company.html

所在地

〒105-0004
東京都港区新橋2-19-10
新橋マリンビル6F

設立日

平成18年4月3日

資本金

14億円(資本準備金14億円)

株主及び出資比率

株式会社電通
18.75%
日本テレビ放送網株式会社
12.50%
株式会社テレビ朝日
12.50%
株式会社東京放送ホールディングス
12.50%
株式会社テレビ東京
12.50%
株式会社フジ・メディア・ホールディングス
12.50%
株式会社博報堂DYメディアパートナーズ
8.75%
株式会社アサツー ディ・ケイ
6.25%
株式会社東急エージェンシー
3.75%
事業内容
テレビドガッチ
テレビドガッチモバイル
テレビドガッチストア

代表取締役社長
須賀 久彌

COO
森田 昌泰

取締役

務台 昭彦
塚粼 修治
新田 良一
太田 哲夫
松村 一敏

監査役
尾島 洋子

特別顧問
石川 豊
足立 憲冶

(転載終わり)


質問状は以下の通り。



私が世話人代表をしております市民組織「ネットメディアと主権在民を考える会」は本日(10月11日)午後3時21分、下記の「質問状」を「株式会社プレゼントキャスト」宛てにファックスで送りました。

すでにご承知のように、「株式会社プレゼントキャスト」は、「ネットメディアと主権在民を考える会」が企画し10月2日午後4時15分ー17時30分にUst中継された座談会

「日本を語ろうーフツーの市民vs小沢一郎vol.2」のYoutube投稿映像に対して,「著作権」を持っていなにもかかわらず「著作権侵害」クレームを申し立ててYoutube Japanに投稿映像を「削除」させた会社です。

Youtube投稿映像に対しては「ネットメディアと主権在民を考える会」は以下の2点を理由であえて「著作権侵害」クレームをせずに「黙認」しております。

1)営利目的でではないこと

2)情報拡散に役立つこと

以下は本日送信しました「質問状」です。

(転載開始)

                             質問状

株式会社プレゼントキャスト御中

10月2日午後 4時15分より5時半まで、「ネットメディアと主権在民を考える会」主催でユーストリーム番組「日本を語ろうーフツーの市民vs小沢一郎vol.2」を放映しました。

番組冒頭ならびに第一部終了間際に司会者が申し上げているとおり、この番組の著作権は当会が所有しております。

この番組は放映終了後、どなたかがYoutubeにアップされました。当該Youtubeにおいては、

(1)営利を目的としているものではないこと、

(2)番組の一部を切り取り使用しているものでないこと等を考慮して、著作権を有する当会としては黙認することといたしました。

ところが、Youtube JAPANによりますと、貴株株式会社プレゼントキャスト社より著作権侵害にあたるとの通報を受け、当該番組を削除したということです。

もしこれが事実であるとするならば、由々しき問題です。なぜ番組の著作権と一切関係ない貴社が、あたかも著作権を有しているかのごとく振る舞い、当該番組を削除させたのでしょうか。

その理由と事実経緯を10月13日(木)午後5時までに、文書にて下記ファクシミリ番号までご回答ください。

また、10月13日(木)午後5時までに回答できない場合は、同様に文書にてその理由をお知らせください。

2011年10月11日

ネットメディアと主権在民を考える会
世話人代表 山崎康彦

(転載終わり)


個人的なことを言えば、10月7日金曜日にこの録画を見始めた。長そうだったのでゆっくり見ようと思い小沢一郎が登場し、いくつか質問が出始めた段階で中止してPCをシャットダウンした。
どうかもう一度ゆっくり見れるように再度アップして欲しいものだ。

またプレゼントキャストは質問状に速やかに答え、目的を明らかにし、責任をとって欲しい。電通表現の自由への見識が問われている。