キム・ジョンイル総書記が発表より前に死んでいたことを当てたぞ!

19日正午キム総書記死亡ニュースの直後、

キムさん、実は既にしばらく前に死んでいたんではないか?とつぶやいたが、その通りだったようだ。当たりである!

発表二日前に死亡、ということだが、これとてもよくわからない。
ひょっとすると死亡はそうであったかもしれないが、危篤状態におちて一二週間たっていたのではないか?

朝鮮中央放送の名物女性アナが突如姿が消えて話題になったが、その直後の死亡発表だった。
このことは何を意味していたか?おそらく公私のつきあいのある少数の取り巻きだけが極秘に知らされて、危篤状態に付き添っていたということが想像できないか。
あるいは、死亡後の体制固めの役割分担の確認を密かに行っていたか。

それにしても軍事衛星や膨大なスパイ活動費を投入しても結局北朝鮮のような国家の機密は、水一滴肝腎なことは漏れてこないのだ。

外に向かって、中枢情報を漏らすような人物は、中枢にいるうちに日常の挙動不審を見抜かれ粛清されてしまうというメカニズムが働いているというべきか。

アメリカも、韓国も、日本もまんまとしてやられたわけで、こんな状態で、いくら高額のオモチャ(軍備)を導入しても、その気があれば日本人は核ミサイルを発射されて全員死んでから気づくことになることがはっきりした。
拉致事件でもはっきり確認できるまで十数年かかったことは記憶に新しい。

いくら軍事を強化しても、こういう国家相手には限界があるということだ。
本気になられたら、原発二三箇所極秘裏に攻撃され、列島があっという間に被爆して壊滅する。

強硬論の右翼軍事オタクたちの言っていることがいかにバカバカしいかよくわかろうというものだ。
同時に、九条が方法概念ではなく実体化している左翼も虚無だということがわかる。

大阪の橋下市長や松井知事のように排外主義で、キムジョンイルの肖像画をかけている朝鮮学校には助成金を支給しないなどと主観的なイデオロギーをふりまわしているが、キリストでもアラーでもリンカーンでも肖像画に関係なく、税金を払っている限り共同体の成員としてどんどんとりこんで、やっぱり日本は住みよいねという価値観を持たせ、実質的な日本人をつくること、すなわち日本へのロイヤリティを強めさせる巧妙さが必要なのだ。

確か以前韓国国籍のサッカー選手が、韓国チームに合流したけどしっくりいかなくて日本人としてのアイデンティテに目覚めた結果、日本国籍を取得して以後国際試合で日本人として活躍した選手がいた 。このような見事なロイヤリティー育成が共同体だけでなく、本人のためにもいい作用をするはずだ。

軍事右翼や排外主義者は今度のことでも何にもモノを考えていない。
あるいは自分に都合悪いこと、不都合なことは全く向き合わない状態になっている。
今回最も不安定化が発生する事件とその空白の数日を、全くノーテンキに浮かれていた連中は、今後軍事で阻止できるだとか、九条を呪文のようにとなえていれば危機は訪れないなどと偉そうに言う資格はない。

ドイツでは、とうとうドイツ人自身がイスラム教に改宗し、ドイツ在住のイスラム原理主義者と連帯してテロを叫ぶ若者が3万人を越えたということだ。
排外主義は結局排外主義に復讐され、やがて日本の若者は日本国家自体へのロイヤリティを喪失して、オカルト国家やオカルト宗教へいくこともありうるのだ。現に日本社会の原理より統一教会原理を選択して韓国に消えた女性は7000人を越えたといわれる。

近代の原理を切断した社会では今後何でもありなのだという、腹だけはくくっておく必要がある。