泉房穂さん、戦後やっと「市民が味方」といえる政治家がでました。
「市民の味方」を標榜し、一生懸命頑張る政治家はいましたが、「市民が味方」の政治家はいなかった。
しかも東大出身で弁護士というエリートなのに、けっして理念で正義の実現を訴えることはない。
具体的に、目の前の課題を現実的に解決して見せた政治家。まったくぶれないのだ。
国の助成金を減らされても、明石市民の利益になるとなれば、明石市の財政で子供支援をしてしまう。
普通なら、国の助成金を減らされるからやめた、国が悪い、国の責任だと単なる正義論に矮小化して自分の責任回避をするーこれが今までの左派という政治家のスタイル。
つまり文化人であり、ただの正義の味方を騙りながら庶民のガス抜きを与党にかわって行ってきたのが実態だ。即ち与党の補完型政治家。
でも泉さんは違う、ふつふつと国家やエリートのやってきた政治が、根底のところで国民のものになっていない、どこか転倒しているのだと子供の頃から気が付いていた。その点でまさしく優秀な人なのだ。
それは弟が障碍児であったこと、当時の役所や世間の冷酷さを身に染みてかんじたとのことだ。
吉本隆明は、知識人に求められるのは、大衆の原像を思考に繰り込むことだといったが、泉さんは、私が見る限り吉本が合格点をつける唯一の知識人政治家ではないだろうか。
私の尊敬するジャーナリスト佐藤幹夫さんもすごい人だ。この人も原点は弟が障碍児で早く亡くしている。養護学級の教員から障碍児排除、優勢思想を撃つ鋭いジャーナリストとなった。この人も吉本は合格点をつけるだろう。
私はと言えば、精神疾患の子供を抱えて、未だに右往左往する凡愚の人でしかない。
泉さんも佐藤さんも、マスコミにのって分かった風なことを言ってガス抜きする知識人ではない。本気で弱者が味方をしてくれている「知識人」なのだ。
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【激白30分】「12年間積もった怒りがブチ切れた」「子育て政策は全国で出来る」 泉房穂・明石市長 地域政党立ち上げ表明後初のテレビ出演で何を語る? - YouTube