本日の日経新聞の「大機小機」が注目されている。
アベノミクス反省総括文だ。
専門家ズラして、アベノミクスを喧伝してきた。
やっとカルト経済理論だと目が覚めたようだ。
今頃になって、いい加減にしろよ。
日本を潰したアベノミクスから離脱すべきだと、またまた専門家ズラしてバカ以外の何物でもない。
私は食えなくなって、学究をあきらめた時、思ったものだ。
これからは、論文など書けるのは「官」に食わせてもらう奴、
親に経済力のあるやつ、だけだ。
ならば、書く物理力は無理だとしても、大学解体をスローガンにした限り、専門家ズラするいい加減な奴には、しっかり批判するだけの見識だけは身につけよう。そして追跡し、コテコテに批判してやると決意したものだ。
アベノミクスは、当初から多くの批判があった。
私も精力的に批判した。
しかし経済理論として矮小化されたものが多かった。
なにより、先進諸本主義国のシステムの機能不全を打開するイデオロギーだという本質論のレベルに問題があったのだが、そのレベルでの批判は少なかった。
こうしたここ30年を見てこないと、カルト経済から目が覚めたと思っても、本質は従来の先進資本主義のシステムの機能不全にあるから、政治哲学として総合的に批判することがないと、また変奏されたカルト共同体論にかかるだろう。反対するだけではなく、この世界的な資本主義の機能不全をどう克服するか見出すことが大事なのである。
専門家ズラしている知識人は、井戸の中でご託宣をかき混ぜていても、総合化ができず、行動が伴わない。
現場の思想家は蹴とばして前に進むしかないのだ。
以上、書きなぐりメモとします。