2022-01-01から1年間の記事一覧

ウクライナ戦争ー感傷ではなくどの水準で視ていくべきか?

ウクライナはよく闘っている。男は闘うが、女は15%が軍に参画している。しかし多くは子供をつれて逃げる。 別れのシーンは、悲嘆に満ちている。 男だけ総動員法で銃をもち、女は逃げる。 安物のジェンダー論者は文句いわないのか? 女も総動員法の対象にせよ…

ウクライナ・ロシア、権力嫌悪からする両者とも悪とする反戦言説のシニシズム

再度言いますが、面倒くさいから簡単にメモします。 前2回と続けて読んでください。 明かにウクライナを支援したいと思っていますが、理由は内戦ではない、ロシアのクリミヤに続く正規軍の侵略であるということ。 戦争が起きたとき、悪として倫理の準拠点は…

ウクライナの国民はどうしたいのか?国家には様々な問題を内包するが、それをもって戦争を肯定すべきではない!

ウクライナが、総動員法で男性を国外退去を禁じた点、 火だねのEU加盟をこのさなかに申請した点、 これらをもってウクライナ大統領が問題だということは「原理的」には言える。 但しそれは他人事として、特に国家=暴力装置単純化論でしかないオールドレフト…

ウクライナVSロシア、なぜプーチンが「悪」であるのかーどの視点でそう言えるのか

久々に「痛ましさ」という感情がこみ上げてくる。 ウクライナの人びとの悲痛な声と、着の身着のままの逃避映像を見ていると、改めて国家や大衆の存在様式について考えざるを得ない。 国家はそれ自体が仮想敵を内在させている。 国家はしたがってその政体によ…

ロシアのウクライナ侵略ー他人の不幸は蜜の味としていないか?

他者の不幸は蜜の味、ツイッターでもどこでも、他人ごとですから自分の国際情勢の読みを自慢げに展開しています。 自分がどれほどの情報通であるか、自慢するのだが、つまるところはプーチンとバイデンのどちらが悪い奴というレベルに落ち着く。 どちらが謀…

ロシア、ウクライナ侵攻ーヨーロッパの苦悩と知の蓄積

フランクフルト学派のホルクハイマーやアドルノより少し後の世代として、ハーバーマスが登場する。 彼は、マルクス主義を色濃くにじませるフランクフルト学派を批判的に継承していく。 すなわち、「コミュニケーション的行為」という概念をもって、市民的公…

「吉村はん、ようやっとる」ー大阪自壊のメンタリティー

www.youtube.com 「吉村はんようやっとる!」が桁違いの医療崩壊の起きる大阪で出てくる言葉 - YouTube

後進性を露呈するオリンピック報道と近代資本主義の渋沢栄一の評価

不快なことが日々オンパレードで、書くのもおっくうになってしまう。 北京オリンピックの時代錯誤的報道等には、太田監督が辟易している心情を吐露していたので、もう全く同感で、小生が書くこともなくなった。 われらが世代は、高度経済成長を経験し、日本…

公園の光景ー父親のハンカチは娘にはとても大きいものだったー。

日曜日は歩行訓練で少し遠征した。 昔住んでいた家の近くの公園に立ち寄ると、若い父親と三才くらいの娘がひっそりと遊んでいた。 声は出さないが、父親は娘を優しく見守り、娘は時々父親の方を振り向きながら、楽しげであった。 水場で娘の手を優しく洗って…

斉藤幸平VS星野リゾート代表対談「『人新生の「資本論」著者「勝手に」SDGs』」忘備録

星野氏×『人新世の「資本論」』著者 「勝手にSDGs」の真意 星野リゾート代表と大阪市大・斎藤幸平准教授、大いに語る(前編) 2022.1.1 5件のコメント 中沢 康彦 日経ビジネス シニアエディター ?ギフト 印刷 ?クリップ 全国で旅館やホテルを運営する星野リ…

2022年謹賀新年ー初春の一句

望みなき風のなかなる初明り 皆さまのご健康とご多幸をお祈り申し上げます。 本年も健康を回復させながら、体力の許す限りでボチボチ書いていきます。 たまには覗いてください。