都民はKYではなかった、都議選民主党圧勝

とりあえず、自民党過半数割れがはっきりしたようで、慶賀のいたりです。


残念ながら盲信集団公明党は、経典に「懐疑」「反省」「論議」の字はないから、まあなにがあっても同じ得票数は守るだろう。


都民が地方に遅れること数年で、やっと政治と生活のギャップに気づいた選挙ということだろう。
かなり金は回っているはずの東京都民でも、既得権益層への否定的投票行動となったわけで、これは衆院選は総崩れになることがハッキリしただろう。


ただ今回都民はぼんやりと民主党を第一党にしたと思っていてはいけない。
この結果は、いってみれば明治維新のときと同じで、石原江戸幕府に未練たらしい勢力が、愛宕山にまだまだ立てこもっており、これからは明確に維新勢力としての都民の責任において、追撃し殲滅する義務が発生しているということである。


その意味で、未成熟な民主党を叱咤激励し、責任を全うさせる監視を強化させる必要がある。多くは未経験な生徒会的政治感覚しかもっていない連中だから注意が必要だ。


今回の都民の判断にはエールを送るが、あなた方より遙かに地方は疲弊していることを忘れず、国政へつなげる道筋を確固としたものにしていただきたいと願うものである。