- 作者: 西研,菅野 仁
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2009/11
- メディア: 新書
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この場を借りて御礼申し上げます。
ご存知のとおり、西先生は竹田清嗣氏の盟友にして、ヘーゲル研究、現象学などの第一人者。
人柄は未だ青年の香を漂わせる誠実さの塊のような方であります。
哲学分野ばかりか、音楽、映画など多方面にわたる文化批評にも定評があります。
この本は、小生のような市井のオヤジにもとっつきやすい菅野先生との対談本ですので、社会学などという堅苦しい括りではなく、「いま」を生きている自分をもう一度考え直してみる知的手引書になるだろうと思います。
詠み始めましたが、問題のポイントを菅野先生がわかりやすく丁寧に説明しておりますので識る快感を味わえます。
目次
第一章 社会学って何のためのもの?
第二章 古典社会学の系譜
第三章 現代社会学の理論
1.社会学の理論はどのように形つくられたのか?
2.ローティやルーマンが考えたこと
3.ハーバーマースとポストモダン思潮第四章 実存の社会学をめざして