電力15%削減要請を、橋下知事が突っぱねた。
当然の行為で、初めて橋下知事は府民の心情を代弁したといえる。
この原発問題での橋下知事の発言は、極めて妥当なものだと思う。
もちろん、再三の関電へのデータ開示要求や、安全性問い合わせに関電が応じてきていなかったことに、知事がキレているという経過があって、知事の悪い癖が出ているのだが、権力者へも歯に衣着せぬもの言いは好結果を生んでいる。
教育問題や国歌起立斉唱条例などでは、司法試験バカをさらけ出し、「無思想」世代の特色をみせつけるのだが、ときどきおよよというヒットを打ってくれる。
この世代が、従来の左右の区分けでは評価できない、ワケのわからなさを垣間見せるのだが、庶民はそんなことはどうでもいいことで、橋下知事が勇ましく誰かと喧嘩してくれることを期待している。
今回、相手が関電トップということもあり、テーマもタイムリーな原発だし、府民は固唾を呑んで、関電を打ちのめしてくれるのを待っている。
関電はどのような絡めてと脅迫と恫喝を準備しているのだろうか?
橋下知事はパフォーマンスに終わらず、しっかり対応して、脱原発路線を政府などよりスピーディに披瀝してみせたら、後世に名を残すだろう。
府民は注視している。