2014年度米軍兵士による性的暴行件数がハンパじゃない、やがて自衛隊も同じ轍を踏むだろう

安倍内閣がすすめている、戦争準備法案が実現し、石破幹事長のいう若者の徴兵制が実現すると、アメリカのように自衛隊兵士が犯す強姦が飛躍的に多発するだろう。

殺人を任務とすると、平常なモラル感覚は麻痺し、沖縄で本土の何十倍も少女強姦が頻発してきたように、兵士は戦場も平時の街も区別がつかなくなるのだ。

驚かされるのは、男性被害者が10400人という点だ。刑務所同様男だけに隔離された環境では、性暴力は男女を問わず発生していることだ。

また、この数字の倍は発生していると予測していることは、どこの国も、二重レイプを恐れる背景を示唆しており、軍隊そのものが21世紀の人権感覚に不適当であることを物語っているのではないか。

以下沖縄タイムスから。

 【平安名純代・米国特約記者】米国防総省は1日、2014会計年度(13年10月〜14年9月)に米軍内で起きた性犯罪の被害者数(推計)が1万8900人に達したことを明らかにした。12会計年度(11年10月〜12年9月)の2万6千人と比べ、27%減少したものの、実際に被害を届けたのは約3分の1程度にとどまった。米議会は被害者が報告しにくい組織体制が改善されていないと批判している。

 被害を受けた1万8900人(男性1万400人、女性8500人)のうち、実際に米軍当局へ被害を報告したのは6131人で、13会計年度比で約11%、12会計年度比で約70%それぞれ増加した。
 米国防総省の担当者は1日の記者会見で、被害を届け出た6131人のうち、約4分の1が米国籍以外の一般市民などであることを明らかにした。

 カーター国防長官は同日の記者会見で、「被害の実像を明確化するために調査方法を多様化させた」などと改善点を強調する一方で「被害者が報復を受けないよう(システム面での)改善がなされていない」と告発数の低さを分析した。

 同問題の改善に取り組んできたジリブランド上院議員(民主、ニューヨーク選出)は、「1日に約52人が被害を受けている。国防総省は過去20年もの間、問題の改善を約束してきたが、この数字は許容できない」と同省の取り組みの甘さを批判した。