日本をこれ以上毀すな! 「戦争法案」反対デモ告知


東京でも盛り上がっているようです。

主催は普通の学生さんから始まったとのこと。

本人は共産党は好きではないが、拒まないとTweetしてました。

7月19日 16:30大阪うつぼ公園集合。主催SEALS−KANSAI
御堂筋南下、元町中公園解散
デモ名「戦争法案反対」

暇な学生さんと、貧困老人は参加しましょう!

また日本を壊したくない人は拡散してください。

なお、上念司とかいう三流経済評論家が、なりすましエセネタをつかまされ、主催者の高塚愛鳥君を痴漢被害歴?があると拡散しまくった。

上念司は、エセネタだと指摘されて、記事情報の削除をし関係者へも通知した。本人の記事は現在削除されてはいるが、拡散記事にはその後も放置したままである。

もともと、上念司がこうした戦争法案へ反対派へ悪意を抱いているもので、なりすましのエセネタに食いつき、発覚後もおざなりの記事削除だけして、拡散を放置していることがわかる。

文筆業がここまで劣化している恐怖。

反知性主義の悪辣さは、こうした敵対者へのデマ、侮蔑、策謀に何の良心の呵責もなくし、「敵は殺せ」が至上命題となることである。
まさにファシズムの得意とするところだ。


デモ参加報告
デモ参加してきました。
参加人数を聞いていませんので全体の人数はわかりません、多分10,000人弱でしょうか。学生SEALs主催とあって、あらゆる年齢層が参加、東京で聞いていたような老年ばかりといった現象はなかった。大阪では過去最大級であったことは間違いありません。

ロートルの私がみた印象。
公安の姿がほとんど見られず、犯罪者扱いした写真撮影もみられなかった。
これは後にツイッターで知ったが、弁護士有志が人権侵害の予防のために多人数監視に入ってくれていたためだった。
判例によれば、犯罪の実行行為か直後でやむを得ざる場合のみに一般人が撮影されることは許されている。したがって、従来の無差別参加者写真撮影は警察の違法行為である。これをデモ現場で阻止し合法性を保つためである。進化したものだ!

更に機動隊も理不尽な規制に出てきておらず、警官のソフト対応が目についた。
暴力的な命令口調しか知らないロートルは、「急いでお願いしまーす」、「どうぞどうぞー」などと言われると何か裏があるのではないかと気味が悪くなる(笑)。暴力的に荒れたデモも、機動隊が理不尽に学生市民を好き放題殴りつけていた時代からすれば、デモ側も警察側も「知らないこと」なのだろう。
そんな話をちらっとしたら、20歳代の女性が、「それ、60年代でしょう」とケラケラ笑った。ほー知識としては知ってるんだ。(笑)

途中右翼が待ち受けていたが、主催学生が絡まれないように無視していってくださいと的確な指示。

高島屋前で、足を痛めていたのでスピンアウト。
ウツボ公園からざっと9000歩くせらいだった。疲れた。

それでも小沢一郎冤罪糾弾デモ以来でしたが、体力の衰えだけを自覚したデモでした。

ただ、安倍首相が国会論議前にアメリカで法案確立を約束し、特別委員会の与党強行採決の日に河野統合幕僚長アーミテージの司会で米マスコミに法案の意義をアピールした経緯をみると、個人的には安倍訪米阻止であり、河野統合幕幕僚長訪米阻止が、反対行動の戦術としては組み込まれるべきであった、と思った。

全共闘運動の初期も、佐世保エンタープライズ寄稿阻止では沿道の市民が拍手で迎え、共に戦い、ヘルメットへ多額のカンパが入ったのも事実である。
佐藤訪米阻止羽田闘争でも大きな国民の共感があった。

戦後の世代の成果だけを享受してきた若い世代が、この法案でリスクを負う可能性にそろそろ気づき始めている。そのことはいいことだ。
彼らが作ったYouTubeを観て感心した。「民主主義は未完のプロジェクトである。絶えざる実現へ向けた声を挙げなければならない」と。ここに激しく共感する。
小熊英二や代々木系学者は、全共闘戦後民主主義を否定したとデマを流し続けている。それは誤解に基づくデマであり、代々木系は一貫として「民主主義を守れ」できたが、当時の全共闘は「民主主義の徹底化」であり、守るべき民主主義は不徹底であるという認識でのスローガンであった。戦後の民主主義はその意味で書き換えられなければならないという文脈のである。つまりSEALsがいうように「民主主義は未完のプロジェクト」なのだ。宮台真司あたりの影響かいい言葉である。

いずれにしても、SEALs KANSAIの学生がこれで自信をもって今後の活躍の拡大と進化を期待したい。
老兵は静かに参加するのみ。