「X」の停止を求める❣ーブラジルに続け、フランスに学べ❣

ブラジル最高裁は、「X」に停止命令を下した。
極めて妥当な判決である。
再三の、フェイク投稿に消去命令を出しても、是正されず、司法機能が形骸化されるという危機感からだと伝えられている。
リツイートには課金システムが組み込まれているなら、フェイクは商道徳上も問題であろうというもの。
特に、前政権の右派が盛んに現政権を潰しにかけるフェイクを組織的に流し、現政権の支持率が70から50%まで落ちてきているというニュースであった。
 先日書いたが、私も「X」から利用停止され、回復したが現在ログアウトしている。
沖縄の少女強姦事件に日本を護るためだから、県警・外務省が沖縄知事に情報を通知しなかったことは当然であるーというツイートを批判した。
「X」が停止理由にしたのは、「強姦」の言葉からAIが自動的に判断したものと推測できた。
リベラル派からお前が悪いと言われ、今時「強姦」は不快で死語であると。
「強姦」は死語か?とんでもない、マスコミや日常事なかれ主義者にはそうだろう、しかし「暴行」ではその被害者の被害や傷(心的外傷も)がイマイチ分からないではないか。
刑法だって、「不同意性交罪」と露骨に罪名を変えたではないか。つまり端的にわかる言葉に変えているわけだ。
これほど適確な言葉はない。
「X」をログアウトしても何の痛痒も感じない。脊髄反射軽石のようなコメントばかり。
例え言葉が不適当だとしても、不正義への批判として、「強姦」事件不通知は問題だと批判したコメントを排除して、政府を善とする価値観が忍び込ませているわけで、こういうことを続けていくと、社会道徳や正義の考えが崩壊していくのである。
あげくに、どのワードが多く流れたかランキングして、トレンドを測るって、まさに言論まで数値化可能だという近代合理主義の最たるものではないか。大衆の関心の在り方や、どこが仕掛けたら世論がどう動くかなどあくまで実証主義社会学みたいのものには都合がいいだろう。しかし、社会正義だとか公共道徳などには悪影響大なり。
フーコーがいうように、現代は「大きな権力」から「小さな権力」へ、私たちを抑圧するものが移行しているのである。
「X」が無くなっても、私たちが良質なプラットフォームを作ればいいのだ。なぜアメリカのFacebookや、中国の「キックトック」や韓国の「LINE」ばかりなのだ?しかもSNSの日本人年間使用料が6兆円も外資に流れていく。
国内法や道徳を守るプラットホームをみんなで作ろう❣
くしくもフランスでも、子供のSNSの利用禁止が決まったと聞く。
私たちは、アメリリベラリズムを越えていく時代に入ったのだ。
Facebookより転載)