(本日11/29のニュースでは、大統領の適任者としてネタニエフより元国防相野党党首が支持率3倍だと。理由はよく分からないが、パレスチナ和平というより、おそらくハマスに攻撃を許した失策を批判したものだろう)
国民自身が、ガザでも西岸でも日常的にパレスチナ人を虐待殺害したツケが回ったという認識がないだろう。
ホローコーストの総括に、アレントは適確だった。
ヨーロッパの政治的場面にユダヤ人が登場しえなかったことが、ホローコーストを招いたと記したのだ。
被害者はいつでも加害者になる。
ゼレンスキーが大統領に就任して、すぐ支持率が約80%から30%まで急落した。原因は、彼がロシアとの協調姿勢をみせ、第二次ミンスク合意を話し合いによって実施すると受け取られたためであった。
人民の在りようの中にしか、戦争の本質が語れなくなった、特にグローバリズムの負の連鎖の中に唯一刮目できることは、金融主義がグローバリズムとして、一見国境を超えた経済の自由を実現しつつ、内実は複雑化したシステムをコントロールするには国ごとのシステムとオペレーションのため国力が重要なキーになった。こうしてグローバリズムは世界諸国のナショナリズムの強化に突入し、自国強化の独裁権力に流れる傾向に拍車をかけた。
しかし一方、世界の人権意識の高まりと資源確保の難しさから、先進国の植民地構造ー搾取構造が後進地域で維持できなくなって、先進国は自国民内部に搾取対象を作り構造化した。それが貧困と分断である。そのなかで刮目すべきは追いやられ分断された各国国民はそれぞれ反グローバリズムの声をあげ行動を過激化した。過激でないのは低賃金のままの日本だけだ。