オカルト、誇大妄想、演技性自己愛(精神科医の診断)、こういう人物が、大阪はわんさと湧いて出て権力を握っている。
戦争に負けたって、その愚劣さを体験した世代がいなくなれば、堂々とあれは全て間違いではなかった、やらざるを得ない面もあった、それなりにいい時代であった、などという言説がまかり通ってしまうのだから。
この市廃止の後、失敗しても市民は間違いを認めたくないという心理が働き、そうした言説に同調するだろう。
ますますフェイクは大きく喧伝され、見せかけのコストカットに騙されて、全国の政令都市廃止に拍車がかかるだろう。それは竹中平蔵率いる官邸の汚染水脈につながっているから、日本の右派ポピュリズムと新自由主義の一層の推進に拍車をかけるだろう。
論説が大阪以外からはまったく出てこない識者の暗い行灯ぶりは、いつも受け身に回る日本的チシキジンが終わっていることの証のような気がする。
立派である。
【追記】
横浜市は、「大阪都構想」は、住民サービスのつながり、あの方式は意味がないとして、巨大化した現在の政令指定都市は、独立した全権限をもった自治都市として再生する必要があると。そのため現在の地方自治法は時代にそぐわず改訂を国に求めていくとしている。他の政令都市も同歩調をとる見込みだと。
また中核の政令都市が充実することによって、その県内衛星都市も共栄できるだろう。