2010-01-01から1年間の記事一覧

鳩山総理の沖縄基地「迷走」にエールを!

さて、立山の山開き(4月17日)は、前日の嵐もやんですばらしい快晴に恵まれた。 残雪というにはあまりの雪の量に圧倒され、わき道にそれると膝まで埋まった。 北アルプスの連峰が美しく光り、人間界の猥雑さと日本人のアイデンティティを喪失した政治の…

追悼井上ひさし

井上ひさしの作品を耽読したとか、格別のファンだったとかいうこともないのだが、なにかの折に彼が発言することは一応気になってチェックしていた。 概ね共感をもって聞いた。 しかしそれ以上の感慨はなかったように思う。それは戦後の文学者や知識人の常識…

■足腰が立たない−自民別動隊「たちあがれ日本」

新党名は「たちあがれ日本」に http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1168120&media_id=2 みんなの党が森善朗(清和会)の庇護のもとに産まれた自民別動隊であることは先日ブログにも書いた。 →http://d.hatena.ne.jp/haigujin/20100313/1268487776 またまた…

■仙石戦略相発言と4月からの暮らし

■仙谷戦略相が予算酷評「戦争末期の軍事費」 (読売新聞 - 04月01日 18:47) http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1162099&media_id=20 TVを観ていないので、どういう文脈でいったのかはわからない。 マスコミは、批判のために都合のいい部分だけ切り取るか…

鳩山総理は願望を言うべきでない−普天間基地県外移設問題

ブログランキング人文総合の部におきまして、上位11位にまで上がってきました。 偏に閲覧読者のお陰と感謝しております。 普天間移設「極力県外に」=鳩山首相 (時事通信社 - 03月26日 17:03) 鳩山由紀夫首相は26日午後の記者会見で、米軍普天間飛行場…

■俳句吟行会のお知らせ:「西東三鬼生誕110周年記念大会」

本年2010年5月15日は西東三鬼生誕110周年にあたる。 ご存知の通り、三鬼は戦前戦後を通じて、現代俳句の礎となった新興俳句の旗手である。 いわば三鬼無くして現代俳句は無かったといっても過言ではない。 鈴木六林男の俳誌を譲り受け、三鬼が山口誓…

■獅子身中の虫、解任生方幸夫民主党副幹事長

民主党・生方副幹事長、党の体質を批判 http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1148690&media_id=88 テープレコーダーで録音して、新聞社界隈へ流したり、街頭演説をしたり、この男は政治家なのか? 政治家なら、党内で多数派工作をして、己の指導権を確立す…

■ミートホープの赤羽常務の勇気とクソ壷

告発は終わらない―ミートホープ事件の真相作者: 赤羽喜六,軸丸靖子出版社/メーカー: 長崎出版発売日: 2010/02メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 14回この商品を含むブログ (6件) を見るこの赤羽常務は日本の古武士のような清廉で勇気と見識をもった、経営…

■みんなの党は自民党(清和会)別働隊

みんなの党、じわじわと人気 http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1136619&media_id=2 検察とメディアの民主党潰しがジワジワ効を奏してきた。 一連の小沢、鳩山などのスキャンダルをしかけているのは、清和会系人脈飯島元小泉私設秘書官とのことだが、相変…

■「命」連発鳩山総理は、「命」をかけよ!−浜矩子の『時評2010』

われらが「のりちゃん」、浜矩子さんが今月もわたしたちの気持ちを見事に代弁してくれてい嬉しい。「中央公論3月号」、時評2010『政治とカネと政治家の命』。のりちゃんは、鳩山政権のふがいなさを嘆き叱咤激励している。のりちゃんは、毎日飛び交う「…

■多分CIAが跋扈しているのだろう-与謝野馨新党結成示唆

今『CIA秘録』を読んでいるせいもあって、この間の露骨なCIA人脈とおぼしき特捜部とメディアの小沢=民主党攻撃があった次は、CIAによる資金提供による自民党に換わる「清新な」(自民党内からそんなヤツがでるのか疑問だが)保守新党が現実味を帯…

■追悼−故大橋彦左衛門氏(愛由等氏ご尊父)、俳人故山田弘子女史(『円虹』主宰)

MIXIで主宰している「waiwai俳句会」のトピックを修正再掲示したものです。 *昨日2月10日は、昼間葬式、夜は通夜とたいへんでした。 昼間は、神戸の詩文学の活動の拠点になってきたスペイン料理店「カルメン」オーナーの大橋彦左衛門氏のご葬…

■オバマの金融改革−「ボルカールール」の必殺技

「中央公論3月号」は面白い。 『小沢と金と民主党』特集である。 これはみんなが読んだ頃に批評していこうと思う。 今回は、毎回参考にしているのは「時評2010」の浜矩子さんの論評だ。浜さんのあの魔女のような顔がいい。サディスティックな責めに徹し…

■西研・菅野仁『社会学にできること』推薦

社会学にできること (ちくまプリマー新書)作者: 西研,菅野 仁出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2009/11メディア: 新書 クリック: 42回この商品を含むブログ (14件) を見る西研先生より、ご恵送いただきました。この場を借りて御礼申し上げます。ご存知のと…

■小熊英二の『1968』(新左翼・全共闘もの)への違和感

小熊英二の『民主と愛国』も『1968』も少し読み始めたが、こりゃあダメダとすぐやめた。どこがダメかは、小熊がかけたエネルギーと労力に見合った程度に、相応の批判でなければ失礼だから、今書きなぐりの安易な批判もできないなと思っていた。しかし、…

■エゴイストの町村信孝クンらしい−小沢一郎批判で昔とった杵柄を振るうのか?

小沢問題に血道を上げる自民 町村 ●アンタが言えた義理か 予算ホッタラカシで鳩山献金、小沢問題の追及に血道を上げる野党・自民党。利権とカネまみれだった過去を棚に上げ、久しぶりの晴れ舞台とばかり国会でエラソーに話す姿にはウンザリだ。なかでも見逃…

■豊中市職員退職金問題−松岡信道(あきみち)市議を支持する

松岡市議(29戴)は、頻繁に駅前挨拶に立ち、「温故創新」(豊中から日本を動かす会発行)を手まきしている。 なかなか熱心な青年市議だと関心をもっていたが、本日その「温故創新vol19」で次の二点を訴えていた。 ひとつは、市職員の退職金問題。これはど…

■小沢一郎と検察の戦いは小沢に加担せよ

市井にあって政治思想をライフワークにされているT氏が、また鋭利で深い感想を寄せてくれた。私信であるがここに掲載し、またそれへのわたしの返信を記しておく。 (注)T氏は吉本隆明氏との対談や短歌や批評を中心の同人誌で活躍。 ここしばらく風邪気味…

■ゴルバチョフの日本人(普天間基地問題)へのエール−佐藤優の「新・帝国主義の時代」より

昨年12月、元ソ連最後の書記長ゴルバチョフが来日した。 その8日に佐藤優は10時間ほど、元首相海部俊樹、鈴木宗夫らとともに会談した。 以下中央公論2月号「新・帝国主義の時代」でそのときの模様を報告しているが、冷戦時代にアメリカ帝国主義と渡り…

■小沢一郎四億円家宅捜査事件の闇

またまた、小沢一郎への検察特捜部による姦計が進行している。 CIAの資金提供を受けていたA級戦犯岸信介の系譜に繋がる自民党議員は、森にしろ尾身にしろそのきな臭さには触手さえ伸ばさず、メディアも沈黙しまくり、自民党の二階などは全く聴取さえなか…

■民主党菅財務相就任を歓迎する

ひとことで言って、的確な人事であった。1.マスメディアで言われているほど、鳩山さんの内閣での求心力が落ちていな いことが理解できる。 2.マスメディアで言われるほど、影で小沢一郎が操っているわけでもない。 鳩山、小沢ともが述べているように内角…

■新年おめでとうございます。小沢一郎トークで始まる

本年も宜しくお願い申し上げます。 我が家は新聞を取っておらず、またTVも閑に任せてニュースを見るくらいなので、年頭にメディアや評論家がどのようなご託宣を述べていたのか全く知らない。彼らが何をどう語ろうが肝心なことは、生活者としてのわたしたち…