2010-01-01から1年間の記事一覧

■民主党静岡県連牧野聖修会長こそ辞めろ!−民主党を弱体化させる新自由主義者

「小沢氏に辞職勧告を」民主・静岡県連会長 (読売新聞 - 07月16日 22:51) 民主党静岡県連会長の牧野聖修衆院議員は16日、党本部で開かれた参院選総括のための意見交換会で、「選挙責任者だった小沢一郎前幹事長の責任は重い。万死に値する罪だ」と訴えた…

■参院選挙有田芳生氏(民主党)当選おめでとうございます

長年の大衆の立場にたった発言と政治行為がやっと実り、あめでとうごさいます。特に、オカルト恐怖宗教統一協会の批判と被害者救済に取り組まれてきた勇気ある行為は、他のジャーナリストや政治家にはできない、かけがえのない存在です。こうした現代社会の…

■外務省<外交文書公開>−現実保守派はいつから「米国従属ボチの楽園」になったのか?

<外交文書>岸首相、安保交渉で「巻き添えは困る」と懸念 (毎日新聞 - 07月07日 21:33) 1960年の日米安全保障条約の改定交渉当初、米側が示した安保条約の地理的な適用範囲について、当時の岸信介首相が「朝鮮、台湾の巻き添えになるのは困る」と難色…

■民主党菅内閣「第三の道」を素朴に支持できるか?−この状況論的警戒感

わたしの先日の「菅総理消費税率アップと第三の道、はたして日本でうまくいくのか?」にコメントを寄せた菅内閣支持者らしき者から、コメントがあった。 (http://d.hatena.ne.jp/haigujin/20100623/1277309256)恐らく、民主党や学者の理論やマスメディアを…

■俳句大会レポート「西東三鬼生誕110周年記念俳句大会」−「俳句界」2010年7月号掲載

新興俳句運動の旗手西東三鬼が生まれて(1900年5月15日)、ことしは110周年。現代俳句に多大な功績を残した俳人。その三鬼を顕彰するとともに関西俳句の活性化のために、5月15日(土)大阪よみうり文化センター主催、読売新聞大阪本社後援、現代俳句協会関西・俳…

■「超資本主義」と民主党:吉本隆明氏対談(聞き手 津森和治氏)−−雑誌「Nichi」ExtraNumber Vol.2

さて、旧知の津森和治氏から雑誌「Niche」2号(批評社)が送られてきた。 ご本人が、昨年12月吉本隆明氏とのロングインタビューをおこなっている。 先の政権交代の衆院選の民主党勝利を予測した吉本氏であるが、健康を害しているといいながらも相変…

■菅総理消費税率アップと「第三の道」、はたして日本でうまくいくのか?

■消費税が争点、参院選24日公示 (読売新聞 - 06月23日 21:16) http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1253027&media_id=20 選挙前に藪から棒に消費税率アップを言い出した菅総理の舞台裏が判明した。 施政演説の出所は財政学のブレーン神野直彦東大名誉教授…

■沖縄米兵の強姦と殺戮を容認する岡田・外務省・自民党抑止論者

何年か前に、沖縄県庁に問い合わせして、HP上の基地問題や米兵の犯罪を直接解説いただいたことがある。その折に、米兵の犯罪白書とでもいう資料をまとめている団体の紹介をいただき、実態を知り愕然としたものである。今回下記の記事に接して、改めて保守…

■ 民主党は若泉敬の苦悩に立ち返れ−普天間移転問題

細野氏、普天間問題、司令塔があいまいだったことが問題 (読売新聞 - 06月19日 21:48) http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1248670&media_id=20 司令塔が問題ではないだろう。 民主党の理念と戦略の脆弱さが、官僚主導=対米従属派、安保マフィアに敗北し…

■変節の菅総理、枝野こそ古いのではないのか−「新」新自由主義

菅首相、就任後初の街頭演説 http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1240770&media_id=2 彼らが古いといっているのが、明らかに小沢一郎や亀井さんなんかを暗に指しているのだろう。 しかし、古いと新しいの区分けをどこでしているのだ? 政治と金かね?では…

■菅新内閣、ガンは玄葉光一郎政調会長

コレには参った。 玄葉が政調会長では、間違いなく新自由主義そのものに後退する。 上智大出身。 元福島県知事佐藤栄佐久を岳父にもつ。 松下政経塾出身。 前原派(国家主義者・九条改憲論者) ニセメール事件にかかわり失脚。軽薄さは証明済み。 小泉純一郎…

圧倒的な小沢支持と期待感−菅新内閣の期待度ゼロに等しい

昨日(2010,6,5,)午前中時点でのニフティの単純アンケートから見えるのは、 この閣僚に危機感を持ち、小沢支持者が圧倒していることである。 主要なところだけ。(対比率で表示)

民主党菅新内閣閣僚の危ない面々−菅の変節か?

人事大枠固まる 11閣僚再任へ http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1233132&media_id=2 全く政治はドラマよりも奇怪なりである。 官房長官に仙石と聞いたときから、いささかの不安はあったがここまで菅が反小沢グループを明確にした人事を布陣するのはどう…

菅氏、首班指名−菅直人新総理大臣誕生

菅直人は、同世代のせいもあり、感性的に発言や志向が理解できてしまう。 そういう意味では、久々に新しい総理大臣を歓迎している。なお今朝アップした菅と小沢の関係について、マスメディアの党内分断誘導報道について批判記事を書いたが、今たまたまジャー…

菅新総理誕生とマスメディアの民主党内分断悪質報道−「小沢色排除」

まだ菅直人が新総理に確定したわけではないが、報道ではほぼ確実視されている。昨日はほとんどメディアの報道に接っする暇がなかったが、今朝午前中に集中的に拾ってみると、かえってマスメディアが事実報道の裏に相変わらず世論誘導の都合のいい事実だけを…

辻本清美の見解を支持する-連立離脱と国交省副大臣辞任

今朝のTV朝日に辻本清美が単独で出演していた。 その中で、辻本は次のように述べていた。 連立解消は残念であり、複雑な心境です。ただ、社民党としては、沖縄の基地問題は連立以前からのテーマであり鳩山総理と調整がつかず連立解消となったことは止むをえ…

本当に辞めちまいました、鳩山総理

この辞任挨拶を見る限り、ああこの人は総理どころか政治家には向いていないと改めて感じた。 結局いまだに政治と金問題を持ち出して、それが支持率低下の原因の主たる問題のような口吻で小沢幹事長にも辞任を迫ったと誇らしげに言うところは、素朴さを通り越…

普天間問題/閣僚福島大臣罷免の変−社民党福島党首の怠慢

福島党首の罷免は、以外とあっさり出た。 このあっさり感は、それだけ民主党自体が追い込まれている裏返しだったということだろう。 福島党首はつっぱね続けたことだけは、とりあえず褒めておきたいが、自分で自画自賛し、また社民党が鬼の首でも取ったよう…

サンドバッグ鳩山総理の彼方へ

首相が受け入れ要請 知事会議 http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1223160&media_id=4 ニュースで見た限り、知事会での要請は基地問題における戦後の総矛盾の頂点に達したことを語っていた。 また、戦後の日本人の本質を暴露し、沖縄差別を公然と何の自覚…

アップルiPad販売の杜撰さと傲慢さ

いよいよ前評判の高いiPadの発売が迫ってきた。 娘が就職し、たまたまPCが壊れたのでiPadを勧め、わたし自身も購入を検討し始めた。HPで調べていると、どうも付属アクセサリーのキーボードも日本語入力ができるのかできないのか不明である。そこで電話問い合…

中島岳志「保守と右翼を考える」(後編)

新自由主義への流れを整理する。もともとがリバータリアニズムという考えに発する。 自由を妨げるものを排斥していけば平等社会ができる、という説。 ここでは自由と平等はアンビバレンツなものとして前提されている。主な説は以下のようなものがある。1.ア…

中島岳志「保守と右翼を考える」(中編)

以下中島の講演要約。 保守とはなにか? 保守だけで定義することは難しい。その理由は後で述べるが、保守の定義をするに当たって左派とは何かから話す。左派とは、理性的な努力によって社会における人々の平等を勝ち取っていこうとする考え方。 つまり人間の…

中島岳志「保守と右翼を考える」(前編)−朝日カルチャーセンター講演より(2010,5,22)

雨の夜はしずかに読書がいいのだが、それだけでは何か寂しい。 そんなときは、ノラ・ジョーンズがいい。 都会の倦怠のなかで、自分の小ささをヒリヒリ感じたときしっとり沁みこむノラのハスキーボイスは、いいんだよ、自分で納得することが大事なんだと言っ…

普天間移設問題の勝利とはなにか?−既存「政治」を超えて

■「辺野古」「県外に分散検討」で日米大筋合意 (読売新聞 - 05月22日 22:58) http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1217612&media_id=20 完全な安保マフィアの勝利となるのか。 それにしても、沖縄の人たちは何故不退転の決意を示して、政治的勝利を獲得する…

新聞メディアの危機と劣化-朝日新聞の凋落

ここ急激にマスメディアの劣化が取りざたされるようになった。それは政権交替にともない、自民党政権とともに歩んできた既得権益層のひとつとして指弾を浴びている。昨日も、「たかじんのそこまでいって委員会」にめずらしく田原総一郎が出演していて、かつ…

内田樹氏普天間基地移設へのコメント−『結局われわれは米国に侮られている』

内田樹氏が、今週の「週間文春5月20日号」へ普天間基地移設問題へのコメントを寄せている。 いつもながらの「たっちゃん節」が冴えている。 全文を掲載する。

普天間基地移設案の空騒ぎ−鳩山総理の限界

政府案骨子固まる 12日から日米協議へ http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1204223&media_id=88 このオッサンなに考えとんねん、という言い方が大阪弁にはあるが、まさに鳩山総理に今回当てはまる。 腹案がある、と自信ありげに引っ張りながら、好意的に…

普天間基地移設運動の旧態依然−利権派の摘発と若者の取り込みを

いよいよ、ナイーブな鳩山首相や社民党の普天間県外移設推進派が敗北し、利権派と官僚とCIAが勝利しようとしている。辺野古海上案をまとめた元守屋防衛事務次官の証言によれば、利権派が米軍沖縄駐留部隊のトップとの気脈と人脈が長らく形成されていて、…

民主党事業仕分け−UR(都市再生機構)問題の倒錯

高齢者向け除き民営化=UR賃貸住宅事業で−廃止は1事業のみ・独法仕分け2日目http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1190110&media_id=4 事業仕分けそのものは、支持するし政権交代のあきらかな成果として歓迎している。 このURの根深い官僚経営の悪質さ…

石原都知事vs福島瑞穂大臣−差別発言の不毛

書くことが多々あるのだが、眠いので石原慎太郎の差別発言に対する、 わが保守論客山崎行太郎氏のブログを紹介させていただく。 いつもながら、右や左といった表層を越えて山崎氏の烔眼が光る。 石原よ、まず自分の家系を調査せよ。 石原慎太郎が、「ネット…