随筆

佐藤幹夫著『評伝島成郎』が出る!!

評伝 島成郎 (単行本)作者: 佐藤幹夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2018/03/20メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る知人の佐藤幹夫氏が『評伝島成郎』を上梓する。成郎と書いて、しげお、と読みます。 島は既に鬼籍に入られています。発売…

第6回尹東柱追悼詩祭(2018年)

第6回尹東柱追悼詩祭(企画・司会大橋愛由等氏) 於同志社大学今出川キャンパス今回は新たな参加者も加わり、韓国からも参加があり楽しい祭となりました。 全て何らかの表現者ですので、各人が作品朗読や演奏を行いました。 写真の中の横断幕は、韓国画家のイ…

洗剤の香料は「香害」です、止めてください!!

昨日は日曜日でこのカフェも満員でした。両隣の女性が、きつい洗剤の香料の匂いを放ち、気分が悪くなりました。 普段は読書で3時間ぐらいは粘るのですが、1時間で退出。最近子供さんを中心に香料の匂いでアレルギーをひき起こし、重篤な病状を発する方々も増…

野中広務追悼―青春のひとコマに

野中広務死去。 野中の名を知ったのは大学院で食えなくなり右往左往している頃だった。社民連三上隆京都府会議員の事務所にアルバイトでもぐりこんで、秘書スタッフとして働き始めたため府議会の情報に接するようになる。三上隆は京大生のときあの荒神橋事件…

「海坂」という美しい言葉、老の坂の不明を恥じる。

今日は新聞社の文化センターの件で久しぶりに古巣を訪問。昔の部下が顔を見つけてくれて握手を求めてくれた。それぞれが老けたが、同じことをして同じ日常が続いているようだ。 変哲もなく続いていることにホッとするところもあって、加齢とは変化を拒むもの…

みなさま、よいお年をお迎えください。

みなさま、2017年も暮れようとしています。一年いかがでしたか?芸能界タレントもいよいよ白黒はっきりしてきました。ウーマンラッシュアワーの村本が政治ネタで受けた。 芸そのものがよくできていて、ただのイデオロギー的主張に終わっていない、これがとて…

佃島幻景

およそ東京とは仕事場だと思っていた筆者が、定年後初めて観光気分で月島から佃島界隈を歩いた。 同行してくれたのは古くからの東京在住の知人だ。 今夏のなかで2017.8.26は特別蒸し暑い日で、立っているだけで汗が噴き出した。月島商店街で初めてもんじゃ焼…

憲法記念日市民のつどい2017---主催:豊中市教育委員会

豊中市は憲法理念を地域で実現するため、 昭和58年、非核平和都市宣言 昭和59年、人権擁護都市宣言 をおこなっている。森友学園瑞穂の國記念小学院という、現在疑獄事件にまで発展した極右問題、すなわちこの利権誘導をおこなった安倍総理夫妻や松井知事、あ…

役人が決めつけるパン屋排除の「オカルト愛国心」--パン屋の怒り沸騰

すでに報じられているが、新年度の道徳教科書の検定に、パン屋は日本古来のものではないから記載するな、和菓子屋ならよいのでパスと判断した役人の頓珍漢さは、ますます安倍政権の指針にそってオカルト愛国心に偏向していく。 学問的にも、日本的なものは実…

第二句集『俳句のアジール』上梓

『俳句のアジール』発行元 現代企画室発売日 2017年正月定価 2000円+消費税帯文 鈴木六林男を師とする至高の第二句集。 派遣労働者累累と卯の花腐しかな 地震(ない)のあと子らは笑うよ春泥に 2007年以降、現在までの全282句を 収録。 他に、大道寺将司句評…

Win10にアップ、hatenaが開かない!

Windows10にレベルフップしたはいいが、hatanaのマイブログが開かない。事務局からは、GoogleのChuromeをインストして、Internet explorer11を代替えにして開いてくれるようにと、「よくある質問」に載っていた。代替えで何とか開けたが、どうも画面が変わっ…

指に吹く風の凱歌─ 詩人寺岡良信さんを悼む(文,至高)

指に吹く風の凱歌─ 詩人寺岡良信さんを悼む 詩を書くひとをみると、それだけで尊敬してしまう。それだけ現代詩に対する憬れをもって俳句を詠んでいる僕には、寺岡さんは理想的な転向をしてきたように映る。寺岡さんが若かりし頃俳句に関わり「雲母」に投句し…

大阪府住宅供給公社のHPがひどくみずらい!

このHPがひどく見ずらい。 空き部屋情報をもらうために、会員登録をするのだが、その登録画面を再度引っ張ろうとすると、迷路に入り込んだように分からない。 - 通常は、会員登録したら「マイページ」項目を設定して、自分の登録情報画面をワンクリックで…

第四回尹東柱追悼詩祭がまた廻りきました

はやいものです、また詩人尹東柱(ユン・ドンジュウ)の追悼詩祭が催されます。日韓のごく少数の詩人俳人民族主義者などで毎年細々と開かれてきました。昨年ははるばる韓国本土からの出席者もあり、少し賑やかになってきました。尹東柱はいまでは知らぬひと…

戦争準備着々、とうとうわが家にも自衛官募集のチラシが!

めずらしく筆者としては私事を書くのであるが、その理由は身辺にいよいよ戦争が露出してきたなと実感したためである。正月気分もおさまらない小正月に、このような自衛官募集チラシがポストに投げ込まれていた。若者の少ない老人世帯が多い住宅地域なのに、…

鋭い辺見庸ー安倍右翼内閣への対抗とSEALDs「現象」への苦言

辺見庸、この思想家で作家で詩人の名を識ったのは、はるか昔吉本隆明との対談『夜と女と毛沢東』だ。その後東日本大地震後の一連の著作・発言までは記憶の底に沈んだままだった。 いまやっと『1937』を読みかけている。筆者が注目する点は二つ。一つは「…

故小川国夫に会ってきた--藤枝文学館を訪れて

年末もおしせまった頃、時間ができたので藤枝文学館を訪れた。 藤枝訪問は、同じ静岡といっても筆者の故郷からは遠く、風土を異にする。 いい意味で田舎で、人情は素朴でシャイである。静岡市から三十分足らずで、駅前に降り立ったときの印象はころつと変わ…

2016年(平成28)謹賀新年--日韓慰安婦問題「合意」について

新年明けましておめでとうございます。 本年も閲読の方宜しくお願い申し上げます。前回アップした朴裕河教授の慰安婦問題について言及しましたところ、翌日急転直下日韓両政府による、合意と「不可逆的」解決が発表されました。朴教授も急なことでビックリし…

「西伊豆土肥の道」−吉本ばなな一家とわが家のこじつけの接点

西伊豆土肥の道 A Road in Nishi-izu Doi 静岡県伊豆市推薦者 : よしもとばなな (小説家) あの日の足跡が刻まれた道ROAD_icon_cs4 土肥は小さな町だ。私はそこに両親と姉と共に、三十年以上毎夏通っていた。なだらかに続く浜辺と湾の中の静かな海、そしてそ…

『<戦争俳句>への註』−鈴木六林男の作品から

戦後70年ということで、10年前の師六林男(むりお)の代表作品=戦争俳句への簡単な評論をアップし、読者の参考になればと思います。。 ある日書店の棚で、鈴木六林男の<戦争俳句>を見つけた時の衝撃は忘れられない。それにしても戦後世代の私にとって…

もう列島は梅雨入り、論理を育まない日本人の根っこか

これだけめまぐるしく季節が変わるんだもん、 これだから日本人はひと処に立ち止まって、論理的にじっくり考えることは不得手なんだろうね。 だから、わたしは多くの人が正しいと駆け出す方向へは行かない。 立ち止まって、それには虚偽がないか、論理的矛盾…

村上春樹の「侵略した国」への永劫に謝罪し続ける、というセンチメンタリティー

日本は「侵略した国」に謝罪するしかない・・・村上春樹氏が第二次世界大戦の歴史認識問題について言及=中国メディア http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=97&from=diary&id=3379696 ほろ酔いで、本音いっちゃうよー、同世代として。政治的、外交的…

謹賀新年、いや、飢餓新年か? 

本年も宜しくお願いします。初詠みの句。 男の形 至高 日の没りのここより故郷花すすき 深閑と樹樹霧中に倒れ更新す 秋空を鏡に入れてわれも入る 林檎噛むさみしければ強く噛む 芒原一隊がゆく水脈(みお)のごと 無為の日を糞(ふん)して去りぬ秋の鳥 日月の根…

ネオファシズムとしてのオリンピックの楽しみ方

今朝ニュースで知って、最初のTweetがこのようなものだ。 「オリンピック東京開催決定のようだが、やるなら金儲けに利用を考えている人に対抗して、まともな利用の仕方を考えよう。一応世界のお祭りだから、無粋に反対はしないが、日本人の一体感だとか、空…

憲法記念日と若き日の母の屈辱について

5月3日は憲法記念日。 同時に母の誕生日である。91才、パーキンソン病で介護施設に入って数年になる。頭だけは全く明晰、衰えは全く感じさせない。母のことを書いておこうと思ったのは、ツイッターでちょっとしたエピソードを披露したところ、若い人たちから…

定年退職に際して−−遥かきて、老兵は静かに去りゆく。

本日2013年3月25日をもって40年間のサラリーマン生活を終えた。わたくしごとは書かないことにしているが、これは戦後団塊世代の生産活動リタイアとして、なにがしかの時代的エポックを画していると考え、記しておく。送別会、餞別、花束などすべてを断り、最…

謹賀新年--無知が栄えたためしがない!自公政権の始まりに

年の瀬の実感もなく新年が明けて、何か新しい気持ちになれる環境があるかといえば以前より更に劣化し右傾化した自公政権で、新政権は庶民の不安をかきたてるようなことばかり言うから、新年そうそう気が休まらない。新政権の閣僚をみても、昔の名前ででてい…

新刊のお知らせ、「知識ゼロからのニーチェ入門」竹田・西・藤野共著

まだ読んでおりませんので、紹介のみ申し上げます。知識ゼロからのニーチェ入門作者: 竹田青嗣,西研,藤野美奈子出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2012/10/12メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (1件) を見る 著者の竹田青嗣さんは、あまりに…

俳句鑑賞・至高著『俳句界8月号特集』掲載小論--大道寺将司一句鑑賞

選句 額(ぬか)衝(づ)くや氷雨たばしる胸のうち 掲句は二〇〇七年、拘禁されてから三十三年目の作品。長い実に長い拘禁生活のなかで大道寺将司は革命幻想とテロルを幾度反芻したことだろう。被害者への謝罪と懺悔を繰り返し作品として吐露している。 掲句の「…

予告:句集「死刑囚大道寺将司全句集『棺一基』の衝撃」--『俳句界8月号』特集

お知らせです。『俳句界8月号』に表題の特集が組まれています。内容は、以下。 大道寺将司全句集『棺一基』より30句。辺見庸インタビュー「死ぬのなら俳句のために」[論考] 倉橋健一、「友へ」から「棺一基」 出口喜子、『大道寺将司全句集』について[一句鑑…