2009-01-01から1年間の記事一覧

警察国家−草薙剛逮捕は不当だ

「裸で何が悪い」、その通りだ。人間はときに夜空の下で自然と一体になりたいものだ。特にロマンチストは。 草薙は男だ、見上げた豪傑だ。 だいたい強制猥褻だというが、彼のイチモツを誰にみせたというのだ? スマップの草薙のイチモツをみたらみんな喜ぶだ…

麻生景気対策−団塊世代を無視した15兆円

麻生政権の景気浮揚策をざっとみたまま、多忙で検討しきれていない。印象だけでいえば、民主党へのクリンチであり、団塊世代を無視したバラマキである。 クリンチというのは、ほとんど民主党のバラマキをパクッテいる。ただバラマキというのは、経済理論のい…

森田健作氏を告発する会にエールを!

以前指摘しましたように、森田氏の公選法違反を問う声は日増しに強まり、とうとう告発の会ができ、いままたHPが立ち上がったようです。 ↓ http://morikenaccusers.blog42.fc2.com/blog-category-3.html こういう「○○の会」などという集団行為は好みでいえ…

検察とメデイアの管理統制、すなわち北朝鮮化

西松建設献金事件も結局大山鳴動して鼠一匹に等しかったことは、多くのブログから雑誌にも書かれている。 しかし、狙い撃ちされた被疑者は犯罪者としてメディァは書きたて、犯罪の立証の前に社会的ペナルティを受けるという、極めて情緒的な政治社会構造を内…

ジャーナリズムの誤認と劣化、供述調書漏洩事件判決(崎浜医師)

今日は難しい問題含みのニュースが3件もあった。 ひとつは、「田原本少年焼殺事件」に関しての崎浜医師に秘密漏示罪の有罪判決。 二つ目は、朝日新聞阪神支局襲撃犯人の告白が偽者で週間新潮が今週号で誤報の経過報告と謝罪記事を発表するとのこと。 三つ目…

天皇皇后結婚50周年

10日NHKTVの特集をみていて、あーこのことかと納得したことがあった。外国の新任の駐日大使が着任の折天皇に挨拶の拝謁をするという件である。これが何に拠ってなされるのか、ということである。 山崎行太郎氏のブログで、これは憲法には国事行為とし…

誕生日

みなさまから誕生日のお祝いのことばをいただきました。 心より御礼申し上げます。しかし年年歳歳、「嘆生日」という様相を呈してきまして、人生の残り年数を無意識に数えている自分を発見します。 誕生日落花の日々を顧みる 至高 たどるべき道もなければ行…

北朝鮮テポドン?なんか知らんよ

相変わらず、つまらない国家のためにつまらない麻生政権が国防意識を煽って終わった。TVの前を通りすがりにちらちら観る程度で、そんなもの本当に日本に打ち込んできたら数分で北朝鮮は解体するのは冷静に考えればわかるはずだ。国防意識高揚で麻生政権の防…

森田健作が告発される見通しだ。

やはり千葉県民にも少なからず、ものを考えるひとたちがいた。 なにしろハマコーを生んだ土地柄だから、こんどの森田健作の得票数をみていると千葉県民はアホばっかりかと思った。 わが大阪といい勝負で、アホが多いことはわかったが、少なからずこの選挙は…

中山美樹並び高遠朱音嬢句集ご恵送御礼申し上げます

豈同人中山美樹さんより、とても可愛らしい句集『Lovers』が届いた。絵が霜田あゆ美さん。オヤジながら思わずルンルンと鼻歌まじりに抱きしめてしまいたくなる。 わたしは口語俳句やライト・バースの俳句は敬して遠ざけているが、中山さんの俳句は、例…

そうか公選法とはそういうものか?

あるブログさんが、 森田健作は公選法には抵触しない、なぜなら政党の公認でない限り、 無所属表示だからだということのようですね。 なーるほど、勉強になった。 なにしろ選挙なんかばかばかしくて、数回しかいったことないから公選法なんか細々しらへんわ…

福田和也の劣化−小沢一郎批判を読む

良質な文芸批評家山崎行太郎氏のBLOGで、かつて同じ江藤淳門下の福田和也氏への決別のことばを見た。 ↓ http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20090331/1238455541月間『WILL』の小沢バッシング特集についての山崎氏のコメント ↓ http://d.hatena.ne.jp/d…

■森田健作は悪質すぎる詐欺だ

毎日新聞3月30日付の提供で、千葉県知事に当選した森田健作が実は未だに自民党支部に所属していたことを伝えている。 千葉県知事選で政党色を出さない選挙運動で初当選した森田健作氏が、自民党の政党支部「自民党東京都衆院選挙区第2支部」の代表を現在…

■官僚機構、番犬メディアの小沢潰し−西松事件の闇

小沢一郎の代表続投は国民にとってよかった、と書いた。 再度言うが、わたしは小沢個人の政治家としての評価は、功罪相半ばすると思っている。しかし、こうしたメディアが「古い」と言おうが、集金がゼネコンであろうが、現実の政治の変革期にはプロが必要な…

■小沢代表続投−西松建設献金事件

小沢代表の続投が決定したようだ。 記者会見は、淡々としながらも小沢の執念が滲みでていた。 あの貌で、支援者の励ましを思って感極まり涙を落とす場面もあった。 小沢には珍しいことである。やはりよほどしてやられたという悔しさ があったのだろう。 感心…

■検察(警察)権力は過去にも誤った

ご協力いただきました結果、人文の部総合で、ランキングがいきなり62位に上昇していることが判明しました。 開設してまだ半月たらず。ため息のような堅い退屈な記事を読んでいただき、御礼申し上げます。 別にランキングを目当てに書いているわけではない…

■サンデープロジョクト田原総一郎の「死」

本日2009,3,22、サンデープロジェクトというヨタ番組は、改めて死んでいるなと思った。 ジャーナリズムを装った番組の中では、比較的突っ込んだ局面もあるのだが、今回の「小沢秘書逮捕」事件では田原自身のつまらない予断と偏見にリードされている…

■小沢一郎の反撃「企業献金禁止」

この政治家のカンのよさは、修羅場の経験を経て獲得されたものに違いない。 自らが、政治団体を排してダイレクトに資金管理団体へ入れているにもかかわらず、形式犯でこれほど政治生命を検察に弄ばれるのなら、「企業献金」など全面禁止にしろという提案は、…

■左右両派協同講演会「貧困、テロ」

来る4月8日に、左右の論客が激突する。 といっても、つまらない右派ではない。あの江藤淳の愛弟子で、文芸批評家で自称右派の山崎行太郎氏が登場する。 氏のブログを読む限り、どこが右派なのかよくわからない。 わたしは左派を自認してきたが、氏の言説に…

■「たかじんのそこまで言って委員会」の俗悪と悪辣さ

民主党叩きの露骨なやらせ番組を、よくもこうしゃあしゃあと垂れ流した ものだ。 あの伸坊とかいう司会の軽薄さはどうにかならないのか。 あの自民党支持者にして、何屋かわからないゴロツキのような学者や批評 家や、特に思想性ゼロの金何某とかいうばあさ…

■自民党手法と小沢の皮肉−西松建設「違法献金」事件

「週間文春」3.19号で、ジャーナリストの上杉隆が、今回の問題を端的に書いている。 実に的確である。流石に元公設秘書だけある。上杉隆は何故今回特捜が問題かについてこういっている。 (違法性が発見されても)報告書の記載を修正したり、献金を 返還…

■「国策捜査」検察はキーマン高橋嘉信元秘書を見逃す

今日特捜は小沢一郎の元秘書石川智裕衆議院議員を参考人事情聴取 したとのこと。 この西松建設の献金の仕組みを作った当時の秘書は、高橋嘉信元秘 書てあり、95年より2000年までは彼が取り仕切った。 もし小沢黒なら、元凶はこの高橋嘉信ではないのか?…

■小沢問題は小せぇ、自民の「下部構造」はこれだ!

国策捜査のひどさもさることながら、またまた自民党がいかに庶民から 遊離した政策へ突っ走るか、その「下部構造」がさらけ出された。 経団連の巨額献金である。http://sankei.jp.msn.com/economy/business/080913/biz0809130025004-n1.htm 小沢の2千万円な…

■メディア叩きも、今度だけは限界か−国策操作問題

漆間巌が見事にとぼけた。というより、嘘で国民を馬鹿にしたエリート のこ汚らしさをプンプン放った。こういう高級官僚には、良心とか信義 などという言葉は、己を引き立ててくれる権力者に対してのみあるのだ ろうか。 国民はバカだから、自分達だけが正し…

■明白になった「国策捜査」−小沢秘書逮捕劇

ここ2、3日のうちにこの逮捕劇が、国策捜査であるということが はっきりしてきた。 この仕掛け人が、副官房長官の漆間巌であることもほぼ特定できた。 漆間副官房長官は、この間まで警察長官のポストにあり、警察・公 畑両方を歩いてきた高級官僚だそうだ…

■強まった小沢秘書逮捕謀略説

民主党自体に批判的で、普段保守派ないし右派といわれる人たち が、この逮捕劇を陰謀であり、選挙を前にして、検察の政権交代 を嫌った茶番劇だという論評が多いのはおもしろい。 先週のサンデープロジェクトで、亀井静香(元警察官僚)が竹中 平蔵と対決し…

■携帯電話「季語と歳時記」

長谷川櫂氏によって編集された「季語と歳時記」が無料で提供されています。5000季語が登録されています。URLは→http://cgi.geocities.jp/saijiki_09/ktai.htmlわたしは、歳時記をチェックするとき、『青鷹』と『秋の暮』を簡単にチェックしてみる。そ…

■「鬣」、三上治、レヴィナスどころじゃない、陰謀の小沢一郎秘書逮捕

江里昭彦氏より、「鬣」30号が届いた。御礼申し上げる。 いつもながら、ありがたいことである。江里氏も鬣も今最も好 感のもてる書き手であり、俳誌である。このひたむきで、生真 面目な俳誌は、迷走する俳壇の詩誌の中にあって編集方針が、 ブレず、ひと…

■下司な野心は哀しい-「豈Weekly」匿名合評という辻斬り

「豈Weekly」関係者であろう。作品合評と称して、A子とB子 というババアが二人、匿名で好き放題言い散らしている。もちろん、どのようにひとの作品を詠むことも許される。 それに文句を言うつもりはない。しかし、ひとの作品を 切った返り血、つまり己の程…

■評論−「既知と架橋−六林男(むりお)の一周忌によせて」

白兵の夢のつづきを花野ゆく 六林男 句集『一九九九年九月』の「草の花」所収、六林男七九歳の 作。硬質な作風で識られる六林男作品のなかではめずらしくあ る種の抒情を感じさせる一句である。 「白兵」という言葉のもつ過酷さとは別に、音読したときの や…